資金調達率(FundingRate)とは
資金調達率とは、取引価格とインデックス価格(現物価格)の価格差を解消するために設定された機能です。
資金調達率がマイナスの場合は、ショートポジションを保有する人が、ロングポジションを保有する人に手数料を支払います。逆に資金調達率がプラスの場合は、ロングポジションを保有する人が、ショートポジションを保有する人に手数料を支払います。
資金調達率によって発生する手数料は、ユーザー同士で支払いあいます。こうすることで価格が一方向に傾くことを防ぐことができます。
資金調達率を監視して手数料収入を得る!
仮想通貨取引所「FTX」では1時間に1回資金調達率が発生するため、これをうまく利用すれば手数料を稼ぐことができます。
ちなにみBitMEXでは5時・13時・21時の1日3回なのでFTXが如何に頻度が高いかが分かりますね。
以下は最近上場したファイルコインの資金調達率です。
なんと資金調達率が-0.3828%となっています。
これは100万円分のロングポジションを持つと、1時間に3828円の手数料を受け取れる計算になります。これが24時間継続すれば92,112円になります!
実際こんなに高い資金調達率が発生することは稀ですが、FTXにはこのような新台が出現するので要チェックですね。
なお、資金調達率は「FR Checker」というサイトで容易に確認ができるので是非見てみて下さい。